歯周病治療|千葉市中央区で歯科診療や小児歯科・小児矯正で評判のマンタ歯科・矯正歯科は、土曜・日曜も診療している人気の歯科医院です。

マンタ歯科・矯正歯科

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休診日:火曜日・祝日

歯周病治療

歯を失ってしまう理由

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歯周病は、40代以上の日本人の約8割もの人がかかっていると言われる病気です。また、日本人が歯を失くす一番の原因としても知られています。むし歯は放置しておくと、やがて痛みを感じ、歯科医院へ治療に行くでしょう。しかし、歯周病はかなり進行するまで痛みなどの不快な症状を感じにくいのです。歯茎の腫れや出血が治まらないといった症状が現れた時には、既に歯周病が進行していることが多く、歯がぐらぐらしていたら元に戻すことができません。抜歯しか選択肢がなくなった頃に、やっと「これはおかしい」ということに気づきます。
そのため、特に歯の痛みや出血などの症状を感じなくても、6ヶ月ごとに定期検診を受診し、歯科医師や歯科衛生士に歯や口腔内のチェックと徹底したクリーニングをする必要があります。

歯周病とは?

歯周病の進行について

  • 軽度歯周炎

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    ・歯周ポケット4mm
    ・歯茎が赤く腫れる
    ・歯茎から出血する

  • 中度歯周炎

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    ・歯周ポケット6mm
    ・口臭が気になってくる
    ・歯肉が下がり、歯が長く見える

  • 重度歯周炎

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    ・歯周ポケット8mm
    ・歯茎から膿が出てくる
    ・歯がグラグラしてくる

むし歯は細菌に感染して歯が溶けてしまう病気ですが、歯周病は細菌の感染により最終的には歯を支える骨自体が溶けてしまう恐ろしい病気です。歯周病は進行するまで自覚症状を感じにくく、初期のうちは歯肉炎の状態ですが、だんだんと進行すると歯周炎となります。進行とともに歯周ポケット(歯と歯肉の間の深い溝)が形成されるので、その深さを測って症状の指標にします。

歯周病の原因

細菌による原因

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歯周病はプラークが歯の表面に付着することで起こります。プラークはむし歯の原因にもなるのですが、歯に悪い影響を及ぼす細菌をたくさん含んでいます。このプラークがエナメル質に付着して増殖した状態をバイオフィルム、もしくは細菌性プラークといいます。プラークは栄養や水分が十分にあり、細菌の温床になりやすいのです。悪玉菌はどんどん増殖していきます。これが歯と歯肉の間に潜り込み、増殖して毒素を吐き出していきます。これが歯肉炎を引き起こし、歯周ポケットを形成していきます。そして最終的にはその毒素により歯槽骨が溶けてしまいます。つまりお口の中を不衛生な状態にしていることが、歯周病の原因となります。また喫煙、ストレス、食生活、歯に合わない被せ物など、様々な要因が歯周病の進行に拍車をかけていきます。

歯にかかる力による原因

日常生活の中で歯に余計な力がかかると、歯・歯肉・歯槽骨に悪影響を及ぼし、歯周病を進行させてしまいます。
この「余計な力」は、頬杖をついたり、枕に顔を埋めて眠ったりするといった「態癖」と呼ばれる日常生活の習慣により発生しています。そういった態癖の改善の指導を行い、歯にかかる力を制御することによって、知覚過敏を改善します。
歯周病は、お口の中の細菌を減らし、歯にかかる余計な力を抑えることで、その原因を断つことができます。

歯周病と全身の関係

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歯周病は歯や歯茎だけに留まらず、全身に悪影響を及ぼすこともあります。歯肉の中の歯周病菌は、血管の中に入り、やがて心臓にまで達します。心臓の血管に入った歯周病菌がプラークを作るため血管が狭くなり、冠動脈の硬化を引き起こします。また、心臓の弁や内膜にも歯周病菌が住み着くため、心臓内部の炎症の原因になります。その他にも肺炎や気管支炎、糖尿病など様々な全身の病気との関係が指摘されています。

歯周病の治療

だ液検査

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歯周病の治療をするためには、お口の中にどのくらいの原因菌がいるのかを正確に把握する必要があります。
だ液検査器で菌の数を測定し、各種治療でこの菌を減らしていきます。
これまでのだ液検査では、結果がでるまでに数日かかっていましたが、この検査機器ではわずか5分で結果を出すことができます。

スケーリング(歯石取り)

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歯周病やむし歯は、歯の表面のエナメル質にプラークや歯石がついて進行します。いったんついてしまった歯石は歯磨きでは落とすことができませんし、きちんと歯を磨いていても歯ブラシが届きにくい場所には歯石がついてしまいます。そのため歯石を落とすためのスケーリングを行う必要があります。スケーリングは、歯科医師もしくは歯科衛生士の有資格者だけが行えます。3ヶ月~6ヶ月に一度は歯科医院で歯や口腔内をきれいにクリーニングしましょう。

セルフケア指導

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セルフケアのために必要な歯ブラシ・フロス・歯みがき粉の処方や使い方の指導もしています。
歯周病の方、歯の再石灰化が必要な方、仮歯に汚れがつきやすい方など、患者さんの状態に応じて最適なものを案内します。
当院歯科医師が実際に使用して、厳選したものですので、ご安心ください。

再生療法

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歯周病が進行して歯肉や骨などの歯周組織を失ってしまった場合、それらを再生する治療法もあります。
特殊なたんぱく質を用いて骨を再生する療法や、外科的処置により患者さんの口腔内の組織を移植する方法などがあります。
高度な治療となりますので、歯周病でお悩みの方はご相談ください。