一般的なむし歯・歯周病の治療、歯列矯正、審美治療、高度な技術を必要とする外科治療、お口の中を健康に保つための予防歯科まで、あらゆる歯科治療に総合的に対応する歯科医院です。
専門性の高い矯正治療を一般的な歯科治療と分離せずに、一人の担当医師により包括的に行えることが当院の大きな強みです。
むし歯は口の中の細菌が食べ物や飲み物の糖をエサにして増殖し、やがてプラークになって歯に付きます。そのまま放置しておくと、やがて歯の表面のエナメル質が溶けてむし歯になってしまいます。いったんむし歯になってしまうと、歯科医院で治療しない限り、むし歯はさらに進行してしまいます。当院ではむし歯の部分だけを削り、詰め物や被せ物をして治療します。できるだけ健康な歯を残しながら、丁寧で精度の高い治療をしますので、治療した歯は長持ちします。
むし歯になった歯をずっと放置しておくと、むし歯はどんどん進行して歯に深い穴が空いてしまいます。エナメル質や象牙質に穴が空いても、なかなか痛みを感じることはありません。さらに悪化して歯の神経である歯髄にまでむし歯が到達すると、激しい痛みを感じるようになります。歯の根っこ(歯髄)や、ひどい場合はその先端の骨の中でも細菌が増殖し、根幹治療という根の治療もしなければなりません。歯の神経を丁寧に取り除き、薬を詰めて被せ物をします。
毎日の生活において、食べることは大きな楽しみです。できるだけ自分の歯を残し、食べ物を噛めることが理想ですが、加齢などの影響で入れ歯(義歯)を作る必要があることもあります。入れ歯になっても、しっかり噛める歯を作ることが大切です。食べるためだけでなく、しっかりした噛み合わせは運動機能にも影響を及ぼします。当院ではさまざまな入れ歯をご用意しております。ご要望やお口の状態に合わせて、患者様に合った入れ歯をお作りします。何度調整してもしっくりこない、痛みが出るという患者様は、お気軽にご相談ください。
知覚過敏は虫歯や歯周病以外の原因、冷たいものや熱いものを飲んだり食べた時、風が歯に当たった時などに一過性の痛みを感じる病気です。知覚過敏は、歯の表面のエナメル質の下の象牙質が何らかの原因によってむき出しになると、ちょっとした刺激でも神経に伝わって痛みを感じるようになります。象牙質がむき出しになる原因は、虫歯の治療やホワイトニングの他、歯肉の後退や歯の摩耗などさまざまです。日常的に頬杖をつく癖がある場合も、歯に負担がかかって知覚過敏になることがあります。患者様の状態に合わせて、歯の再石灰化を促すなど、適切な治療をいたします。
むし歯は細菌が増殖することで歯にプラークが付着し、やがて歯に穴が開いてむし歯になります。一方、歯周病は細菌によって歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。初期の頃は歯肉が腫れる、出血するといった症状が現れることがありますが、進行しないと自覚症状を感じにくいため、歯科医院にいらした時には歯がグラグラになっていることもしばしばあります。そのような状態になってしまうと、歯を抜かなければなりません。実は、歯を失う原因のナンバーワンは、むし歯ではなく歯周病なのです。定期的なお口のメンテナンスによって、歯周病予防をすることが大切です。
大人になった時にむし歯ゼロを目指すために小さな頃から予防の習慣を身につけておくことが大切です。正しい歯磨きを習慣にしたり、定期検診に通うことも大切ですが、子供の頃から正しく歯が成長していくためのベースづくりをしなければなりません。乳歯は抜け落ちて永久歯に生え変わりますが、乳歯がむし歯だったり、自然に抜ける時期でもないのにむし歯になったために抜歯してしまうと、永久歯が歪んで生えてくる原因にもなってしまいます。また、乳歯にむし歯が多いと、口腔内にむし歯菌が増えて、徐々に生え変わってくる永久歯もむし歯になりやすくなってしまいます。
むし歯になったり、歯周病になると、なかなか歯を元の状態に戻すことは困難です。健康な自分の歯をできるだけたくさん残すためには、むし歯や歯周病になる前に予防することが必要です。そして、予防のためのメンテナンスを予防歯科と言います。当院の予防歯科では、むし歯や歯周病の原因になる歯のプラークや歯垢を除去するクリーニングとお口の中の細菌を除去をいたします。また、歯磨き指導や食生活など、生活習慣に関する指導を行うことで、むし歯や歯周病の予防に取り組みます。
歯は、普段お口を閉じている時は外から見えにくく、自分でもあまり意識することがありません。お口を開けた顔を鏡で見る方も少ないでしょう。しかし、食事をしたり、会話をしたりする時に、意外と人の目に触れやすい部分なのです。ホワイトニングで歯を白くすることで、人前に出た時、自信を持ってお口を開けることができるようになります。自信を持てるようになることで、いろいろな場所に出かけたり、人と交流してみたり、前向きになれるというメリットがあります。
健康な歯は一本でも多く残しておくべきですが、親知らずは抜歯することをおすすめしています。というのも、多くの親知らずはほとんど歯として機能していないことが多いのです。また、磨きにくいのでむし歯や歯周病になりやすいため、抜歯してそうしたリスクをなくしましょう。親知らずが歯茎の中に入ったままになっている埋没歯も抜歯いたします。親知らずの抜歯というと、怖いと思われる方も多いと思いますが、豊富な臨床経験がございますのでご安心下さい。
顎関節症は口を開ける時に顎の関節やその周辺の筋肉に痛みを感じたり、口を大きく開けにくくなる病気です。マウスピースを使ったり、噛み合わせの調整をしたりして治療します。また、顎関節症の原因は、顎の関節や筋肉が弱い、かみ合わせが悪い、精神的に緊張が持続しているなど、たくさんあります。なかでも、頬杖をつく癖がある方や片側で噛む癖のある方など、生活習慣に原因があると考えられる場合、そうした習慣を改める指導もいたします。
睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が止まってしまう病気です。原因はいろいろあるのですが、その約9割は、空気の通り道である上気道のスペースが狭くなっていることに起因しています。狭くなる原因は、舌が大きかったり、首周りや喉に脂肪がついて狭窄するなど、人によって異なります。顎のサイズが小さいことや、下顎の後退が原因となるケースもあるので、その場合は医科と連携しながら改善に向けてアプローチしていきます。
お口を開けている顔は自分であまり見ることがありませんが、人からはよく見えます。笑っている時、話している時、食べている時など、さまざまなシーンで歯も見えてしまいます。そんな時に銀歯やプラスチックの詰め物や被せ物がしてあると、どうしても外見上の美観は損なわれます。セラミックを使えば、天然の歯に近い質感や透明感を出すことが可能です。健康だけでなく、美しさにもこだわりたい方は、ぜひご相談ください。
むし歯や歯周病、事故などが原因で歯をなくしてしまうことがあります。また、先天的に歯の本数が少ない人もいます。そうした歯がない部分に人工の歯根を埋め込み、義歯を被せる治療をするのがインプラント治療です。人工の歯根のことをインプラントというのですが、インプラントは歴史とともに進化を遂げています。近年では、骨と結合する素材が使われていて、以前にも増して安定感のある歯が作れます。入れ歯のように噛んだ時に歯が動かず、普通の歯と同じようにものを噛めるというメリットがあります。
ブリッジは、むし歯や歯周病などが原因で歯を失った時に修復するためのものです。ブリッジによる治療は、無くした歯の両側の、残っている歯にかぶせものをして、間に欠損した歯の代わりになる修復物を取り付けます。両側の歯が橋桁のような役割を果たすのでブリッジと呼ばれています。入れ歯より安定しているため、比較的食べ物を噛みやすいという特徴があります。また、欠損した歯の本数によって、被せ物をする歯の本数が変わります。抜けた歯の本数が多いほど、橋桁の役割をする歯の負担が大きくなるため、本数も増えてきます。そのため、少ない本数の歯を治療する時に適しています。
「態癖」という言葉をご存知でしょうか?
例えば頬杖をついたり、枕に顔を埋めて眠ったり。
そういった日常生活の癖が顎に継続的な力を加え、歯の軸、歯列、下顎の位置などを変えてしまい、身体に様々な悪影響を及ぼします。
そういった悪癖を「態癖」と呼び、これによりむし歯や歯周病など歯の様々な病気も引き起こされています。そういった態癖改善の指導を行っています。