休診日:火曜日・祝日
当院は、一般的なむし歯・歯周病の治療、歯列矯正、審美治療、高度な技術を必要とする外科治療、お口の中を健康に保つための予防歯科まで、あらゆる歯科治療に総合的に対応しています。
専門性の高い矯正治療を一般的な歯科治療と分離せずに、一人の担当医師により包括的に行えることが当院の大きな強みです。
当院は、何故?に答える治療を心がけています。
それは、「何故?」という患者さんの疑問であったり、「何故そうなったのか?」という症状の原因であったりします。
治療をするうえで浮かんでくる、そんな様々な「何故」に対して、考えて・答えて・実践する― それが当院の治療です。
A. 歯並びが悪くなってしまう原因には、2つの場合があります。1つは遺伝的に悪くなってしまった場合、もう1つが日々の生活習慣によって歯並びがズレてしまっている場合です。
例えば頬杖をついたり、枕に顔を埋めて眠ったり。
そういった日常生活の悪癖が顎に継続的な力を加え、歯の軸、歯列、下顎の位置などを変えてしまい、歯並びを悪くしてしまいます。
その悪癖を「態癖」と呼び、当院では改善指導を行っています。
これは根本的な問題で、態癖を改善しないまま矯正治療を行っても、結局は後もどりすることになってしまいます。
何故歯並びが悪くなったのか?その原因をしっかり考えて治療を行いましょう。
A. 歯並びは見た目だけの問題ではありません。歯が重なりあった部分にプラークや歯石がたまり細菌が繁殖してしまいます。また歯並びが悪いということは、かみ合わせがおかしいということです。そうなると歯に余計な力が掛かり続けてしまい、歯や歯ぐきに負担がかかり続けます。
つまり歯並びが悪いということは、「細菌の繁殖」と「余計な力」という、むし歯や歯周病になってしまう2つの要因を引き起こしているのです。
見た目の問題だけではなく、歯の健康という側面からも矯正治療は必要なものとなっています。
「余計な力」を調べるためには、顔や全身の写真を撮り、左右のバランスのズレを確認することで把握することができます。矯正をするかしないかでお悩みの方はお気軽にご相談ください。
A. 矯正治療は、歯科医師によって見るポイントが違います。抜歯を行い、どのように歯を動かすのかということに注目する医師、かみ合わせのバランスに注目する医師、日常生活で歯にかかる力に注目する医師など、さまざまな考えを持った医師がいます。
それぞれの説明をしっかり聞いて、自身が一番納得できた医師から治療を受けるようにしてください。
矯正治療を行うために、「上下の顎の形状」「上下の顎のズレ」「歯の角度」「噛み合わせの状態」などを正確に測り、治療の計画を立て、治療中の経過確認していく必要があります。これらを測定するためのレントゲン写真の規格が「セファログラム」であり、当院ではこの撮影装置を完備しています。この設備がなくても矯正治療を行うことは可能ですが、当院は矯正治療を専門とする歯科医院として、この設備を導入しています。
成長段階にある子どもと、すでに成長を終えた成人では、矯正治療の方法や目的が変わってきます。
子どもに対してはこれから正しく歯が発育するために、成人に対してはより審美的な側面を重視した治療方針となります。
ただどちらのでも矯正治療に対応していますので、矯正歯科でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
患者さんや親御さんから、歯並びに関する悩みや治療に関する疑問・心配なことなどをお聞きします。 そのうえで口腔内を拝見し、今の歯並びの問題点や治療のおおまかな流れ、治療期間や費用など、患者さんにとって気になるポイントをご説明いたします。 不明点や不安なことなどありましたら、何でもお聞きください。
治療方針を立てるための資料として精密検査をうけていただきます。検査内容はセファログラム撮影、写真(口腔内、顔面)撮影、歯型の採取などで、痛みは伴いません。
検査の結果をもとに、患者さんに最も適した治療計画を立てます。場合によってはいくつかの治療計画をご提示いたします。患者さんに安心して治療を受けていただけるよう、治療方法や期間、費用、支払方法などは充分に話し合ったうえで決定します。
正しい歯磨きは意外と難しいものです。そこに矯正装置を装着すると、さらにブラッシングは困難になります。治療中や治療後にむし歯や歯肉炎にならないように、正しいブラッシングをご指導いたします。なお、治療中でも数回に1度、ご指導を行っております。
こどもの治療期間は平均で1年、大人の治療期間は平均で2年くらいです。
ただし、患者様のお口の状態によって治療期間は大きく変わります。詳しくは診断の際にご説明いたします。
治療終了後、歯の後戻り防止装置(保定装置)をお渡しいたします。 さらに治療後のケアのために、2~4カ月に1回ご来院いただき、保定管理を行ないます。移動した歯の後戻りを防ぎ、加齢などによって変わっていくお口の中の状態をチェックするためです。
もっとも一般的な矯正方法です。
歯を動かすスピードが速く、費用も最も抑えられます。
また、目立たないクリアブラケットや、白いワイヤーをしようすることもできます。
取り外しができるマウスピースを使った矯正治療です。マウスピースが薄くて透明なため、思い切り笑っても矯正治療中とはほぼ気づかれません。
専用の装置を用いて、あごの骨を拡げながら矯正します。抜歯をしないで済むなど、メリットの多い治療方です。